井原笠岡で唯一の造り酒屋、山成酒造。新酒、蔵開きに向けて。
ぷ~んと酒蔵の中は甘い香り。
新酒を仕込んでいる最中。
少し冷える酒蔵の中で、杜氏さんや職人さんたちがおいしいお酒を造ろうと頑張っておられます。
井原笠岡では唯一の造り酒屋で、昔ながらの手作りにこだわって、とても味のあるおいしいお酒造りをされています。
社長であり、杜氏の山成えんぺいさんは山成酒造のお酒について、特徴を次のように述べられています。
山成酒造は3つの特徴がある。
1つは、1月~2月の寒い時期の、いわゆる【寒の水】を使用すること。
そもそもお酒は、0℃くらい気温で雑菌の少ない水で作らないとおいしくない。
寒の水で作ると癖のないお酒ができる。
2つめに、真冬の空気のきれいな時期に作ること。
空調の効いた部屋で作ると年中酒造りができるが、やはり、寒の水の取れる寒い時期に作ることに意義があり、おいしいお酒ができる。
3つめに、和釜を使用して、時間をかけて米を蒸している。
和釜を使用すると、燃料代も時間もかかってしまうが、蒸し上りがとてもよく、そして飲みやすいお酒ができる。
短いおいしくできる時期のみに酒造りを行い、そして手作業。
少量生産だが、1本1本の酒に時間をかけて作れるため、丁寧に作れるし、それだけの情熱や手間暇がかけられた素晴らしいお酒が作られている。
酒造りの作業風景、そして杜氏のえんぺいさんに酒造りのお話をお聞きすることで、山成酒造の良さ、すばらしさが伝わってきました。
蒸したコメをタンクで発酵
コメを蒸す大きな和釜
酒蔵の中
山成酒造の立派な玄関
蘭の誉、山成酒造の看板酒
店内にならぶお酒
最後に一言、
「日常に飲めるお酒、そんなお酒を最上級においしく飲んでもらいたい。それがうちのモットーです。」
誰もが飲めるお酒をおいしく!その言葉が、さらに山成酒造のお酒の魅力を醸し出している。
ーお知らせー
2月28日(日)13:00~16:00
山成酒造、新酒の蔵開きイベントがあります。
ぜひ皆さん山成酒造の新酒を飲みにいらして下さい!!
TEL0866-72-0001